オーバーフェンダーって何?車検に通すには?基本知識から取り付け方法まで完全解説
- carweskia
- 9月27日
- 読了時間: 11分
車のカスタムに興味がある方なら「オーバーフェンダー」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。愛車をよりスポーティで迫力のある外観に変身させるオーバーフェンダーは、ドレスアップの定番アイテムとして多くのカーファンに愛用されています。
しかし、「取り付けてみたいけど車検は大丈夫?」「どんなメリット・デメリットがあるの?」「構造変更申請って必要なの?」といった疑問を抱えている方も多いはずです。
そこで今回は、オーバーフェンダーの基本知識から車検対応のポイント、取り付け方法まで、知っておくべき情報を分かりやすく解説します。正しい知識を身につけて、安心してカスタムを楽しみましょう。
1. オーバーフェンダーとは?役割と基本知識を解説

オーバーフェンダーの基本定義
オーバーフェンダーは、車両のタイヤの上部に取り付けられる後付けの部品です。このパーツの主な目的は、タイヤをより広く、または大きく見せるために車体の外側に装着され、タイヤとボディの間に隙間を作り出すことにあります。これにより、見た目をスポーティにするだけでなく、実用的な役割も果たします。
オーバーフェンダーの役割
オーバーフェンダーの主な役割は以下のように分類されます。
ドレスアップ効果オーバーフェンダーを装備することで、車幅が広く見え、より強い存在感を放つことができます。特に、カスタムカーやスポーツカーにおいては、見た目のアピールが重要です。
タイヤ干渉の防止タイヤをワイドにしたり、インチアップする際、タイヤがボディやサスペンションに干渉することがあります。オーバーフェンダーを取り付けることで、その自体干渉を防ぎ、安心して運転することが可能です。
泥除け効果オフロード車やSUVでは、泥や小石が飛び散ることが多いため、オーバーフェンダーが装備されることがあります。これにより、車体に傷がつくのを防ぎつつ、魅力的なデザインを実現します。
オーバーフェンダーと他のフェンダーの違い
オーバーフェンダーは「ブリスターフェンダー」と混同されることがありますが、異なる点がいくつかあります。ブリスターフェンダーは、車のボディ自体が元々膨らんでいるデザインであるのに対し、オーバーフェンダーは既存のフェンダーの上に後付けされるため、取り付けの方式や役割が異なります。
オーバーフェンダーを選択する際には、デザインだけでなく、その機能性も十分に考慮することが重要です。自分の車のスタイルや用途に合わせたオーバーフェンダーを選ぶことで、より快適な運転と印象的なビジュアルを実現できるでしょう。
このように、オーバーフェンダーはただの装飾アイテムではなく、車両の機能や性能を向上させる重要なパーツです。そのメリットを活かして、より充実したカーライフを楽しんでください。
2. オーバーフェンダーのメリット・デメリットを詳しく紹介
オーバーフェンダーはカスタム車両には欠かせないアイテムですが、その利点と欠点についてしっかり理解することが重要です。ここでは、オーバーフェンダーのメリットとデメリットを詳しく紹介します。
メリット
ドレスアップ効果 オーバーフェンダーを取り付けることで、車両の幅が広く見えるため、よりスポーティで迫力のあるルックスを実現します。この視覚的なインパクトは特にカスタムカーやスポーツカーにおいて大変重要です。
タイヤの選択肢が広がる オーバーフェンダーを装着することで、より幅の広いタイヤや大きなホイールを使用できるようになります。これにより、パフォーマンスや走行性能の向上が期待できます。
ボディ保護 オーバーフェンダーは泥はねや小石からボディを守る役割も果たします。特にオフロードや悪路を走行する際に役立つため、SUVや4WDにとっては有利な要素と言えるでしょう。
個性のアピール 多彩なデザインや素材から選ぶことができ、自分の好みやスタイルに合わせて車をカスタマイズできるため、他の車と差別化が図れます。
デメリット
車検に関する規制 オーバーフェンダーは指定外部品の一つであり、その装着によって車体の幅が変更される場合、構造変更や改造自動車申請が必要になります。これを怠ると車検に通すことができず、違反となる恐れがあります。
取り付けコスト 汎用品のオーバーフェンダーは比較的安価に手に入りますが、純正品や高級モデルを選択すると高額になることもあります。また、取り付け工賃も加わるため、予算をしっかり計画しておくことが重要です。
車両の特性に影響が出る場合 オーバーフェンダーを装着することで、車両の重心や走行特性が変わる場合があります。特にサスペンションのセッティングを見直さなければならないこともあるため、注意が必要です。
見た目の好き嫌い オーバーフェンダーは個性的な見た目を持っていますが、安全性や実用性を重視する方には好まれないケースもあります。自分の趣味嗜好をしっかり考慮する必要があります。
オーバーフェンダーの取り付けは多くの利点をもたらしますが、同時に考慮しなければならない点もあります。慎重に選定を行い、自分の愛車に最適なカスタムを検討しましょう。
3. 車検に通すための重要なポイントと基準
オーバーフェンダーを装着している車両が車検をスムーズに通過するためには、いくつかの基本的な基準を満たす必要があります。ここでは、その重要なポイントと留意すべき基準について詳しく解説します。
オーバーフェンダーの基準
幅の制限オーバーフェンダーを装着する場合、車検証に記載されている全幅に対して2cm以内で収めることが求められます。また、道路運送車両法に基づく幅の基準も遵守しなければなりません。これらの基準を満たしていない場合は、構造変更の申請が必要となるため、事前に確認しておくことが重要です。
保安基準への適合オーバーフェンダーが規定の基準を満たしていても、車検を通過させるためには以下の保安基準への適合が求められます: - ヘッドライトの光軸が正常であること - サイドスリップ検査をクリアしていること - ブレーキシステムの状態が良好であること - ドライブシャフトブーツおよびステアリングラックブーツが損傷していないこと
これらのチェックポイントは車検で落とされる可能性が高い部分でもあるので、事前に目視検査や簡易的な確認を行うことが推奨されます。
事前チェックの重要性
オーバーフェンダーを取り付けた車両において、適切な事前チェックは不可欠です。特に、以下のポイントについて確認しましょう:
ヘッドライトの明るさ:光が正確に照射されているか確認してください。
タイヤの摩耗具合:摩耗の状態が深刻な場合は、速やかに交換が必要です。
ブレーキの効き具合:異常を感じたら、早期に点検を受けることが大切です。
構造変更申請の必要性
基準を満たしていない場合には、構造変更の申請が必須です。この手続きは手間や費用がかかるため、可能な限り事前に基準を確認し、準備を進めることが重要です。構造変更を行うと新たな車検期間が始まるため、現在の有効期限を無駄にしないよう注意が求められます。
構造変更を行う際のタイミングについても意識する必要があり、車検の期限が迫っている時に行うことがコスト的に有利です。無駄な出費を抑えて車検を受けるためには、これらのチェックポイントをしっかりと計画的に確認しましょう。
4. 構造変更申請が必要な場合の手続き方法
オーバーフェンダーなどのカスタマイズを行う際には、車両の基準が法律に適合しなくなる場合があります。そのため、構造変更申請が必要となることがあります。ここでは、構造変更手続きの具体的な流れと必要な書類について詳しくご説明します。
構造変更の概要
構造変更とは、車両のサイズや外観に変更を加える際に必要になる手続きで、特にオーバーフェンダーを装着する場合は、車の幅が20mm以上拡大するため、構造変更申請が必須です。
申請方法
構造変更の申請は以下のステップを踏んで行います。
管轄機関を確認する普通自動車や小型自動車の場合、地元の運輸支局において、軽自動車については軽自動車検査協会で申請が行われます。
必要書類を準備する構造変更に伴う手続きのために、以下の書類が求められます。
#### 普通自動車・小型自動車 - 申請書 - 自動車検査証 - 自動車検査票 - 自賠責保険証 - 点検整備記録簿 - 使用者および所有者の委任状(必要に応じて) - 手数料納付書 - 自動車重量税納付書 - 納税証明書
#### 軽自動車 - 申請審査書 - 自動車検査証 - 軽自動車検査票 - 自賠責保険証 - 点検整備記録簿 - 自動車重量税納付書 - 自動車検査証記入申請書
手数料の支払い構造変更にかかる手数料は、車種によって異なります。 - 普通自動車:2,600円 - 小型自動車:2,500円 - 軽自動車:2,300円
申請の実施準備した書類がすべて揃ったら、運輸支局または軽自動車検査協会にて申請を行います。この際、車両の検査もあるため、事前に車両を持参する必要があります。
詳しくはこちら 車の構造変更とは?必要な書類と手続きの流れを徹底解説!
注意事項
構造変更の手続きにはいくつかの留意点があります。申請が受理された後は、新しい車検の有効期限が開始され、以前の有効期限は無効になることを確認しておくことが重要です。また、新たに自動車重量税を支払う必要があるため、経済的な影響も忘れずに考えることが大切です。
これらの手続きを正しく理解し、必要な準備を整えることで、スムーズに構造変更の申請を進められるでしょう。
5. オーバーフェンダーの取り付け方と注意点
オーバーフェンダーの取り付けは、見た目を向上させるだけでなく、車幅の調整にも重要です。しかし、正しく設置するためには計画と手順を守ることが不可欠です。以下に、オーバーフェンダーの取り付け方と注意点を詳しく解説します。
取り付け準備
まずは、設置に必要な工具を準備しましょう。
ドリル
両面テープ
マスキングテープ
脱脂剤
リベット
これらの道具を用意したら、取り付けに入ります。
取り付け手順
仮止め: マスキングテープを使ってオーバーフェンダーを仮止めし、最適な設置位置を決めます。
穴開け: 固定する場所を確認した後、ドリルで穴を開けます。この際、車体に傷をつけないよう注意しましょう。
再確認: オーバーフェンダーを仮置きし、位置が正しいか再確認します。
マーキング: 車体側にペンなどで印をつけます。
本取り付け: オーバーフェンダーを取り外し、印を参考にして再度穴を開けます。
固定: リベットを使用してしっかりと固定し、取り付けが終わったら、両面テープを使ってさらに固定します。
圧着: オーバーフェンダーを車両に押しつけ、両面テープがしっかりとくっつくようにします。この時、両面テープがうまく接着されない場合は、ドライヤーなどで温めると効果的です。
取り付け時の注意点
オーバーフェンダーを取り付ける際には、いくつかの注意すべきポイントがあります。
車両の登録変更: オーバーフェンダーを取り付けることで車幅が変更されるため、構造変更の申請が必要です。この手続きは忘れずに行いましょう。
法規制の確認: 車検に通るためには、保安基準をクリアするオーバーフェンダーを使用することが重要です。取り付け後は必ず適合するか確認してください。
日常点検の実施: 取り付け後、定期的にビスの緩みやコーキングの劣化をチェックしましょう。特にビスが緩んでいると、オーバーフェンダーが外れたり、走行中に問題が発生する可能性があります。
洗車方法の注意: 高圧洗浄機を使う際は、オーバーフェンダーとの距離を十分に取ることが重要です。また、使用する洗剤は中性洗剤に限り、アルカリ性や酸性の洗剤は避けましょう。
オーバーフェンダーの取り付けは、しっかりとした準備と注意をもって行うことで、より快適で安全なカーライフを実現します。
まとめ
オーバーフェンダーは、車のスタイリングを大きく変えるパーツです。単なる装飾品ではなく、タイヤ干渉の防止や泥除け効果といった機能的な役割も果たします。取り付ける際は車検の基準を十分に理解し、手順を踏まえて丁寧に取り付ける必要があります。また、注意点を守ることで、長期的に安全で快適な走行を実現できるでしょう。オーバーフェンダーのメリットを最大限に活かし、自分のスタイルに合ったカスタマイズを楽しんでみてください。
よくある質問
オーバーフェンダーを取り付けるには車検の手続きが必要ですか?
はい、オーバーフェンダーを取り付けると車幅が変更されるため、構造変更の申請が必要になります。申請手続きを行わずに車検を受けると、違反となる可能性があります。 車の構造変更とは?必要な書類と手続きの流れを徹底解説!
オーバーフェンダーの取り付け方法を教えてください。
オーバーフェンダーの取り付けには、まず仮止めして位置を確認し、その後ドリルで穴を開けてリベットで固定します。両面テープを使ってさらに接着強度を高めるのがポイントです。取り付け後は、ビスの緩みやコーキングの劣化などの定期点検が重要です。
オーバーフェンダーには何がメリットがあるのですか?
オーバーフェンダーには、車の見た目をスポーティに変えることができ、より幅広いタイヤを選択できるようになるなど、ドレスアップ効果や機能的な効果があります。また、オフロード走行時にボディを泥はねから守る役割も果たします。
オーバーフェンダーを取り付ける上で注意すべきことはありますか?
オーバーフェンダーを取り付ける際は、車検に適合する製品を選ぶことが重要です。また、取り付けによって車幅が変更される場合は必ず構造変更の手続きを行う必要があります。洗車時の注意点としては、高圧洗浄機の使用や酸性・アルカリ性の洗剤の使用は避けましょう。







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