top of page

車検切れの車は買取可能?売る方法と注意点・必要書類について詳しく解説!

  • 執筆者の写真: carweskia
    carweskia
  • 3月23日
  • 読了時間: 11分

車検が切れた車は買取りできるのかと不安に思われる方も多いでしょう。しかし、実は適切な手順を踏めば、車検切れの車でも買取りが可能です。本ブログでは、車検切れの車の買取りについて、買取り業者の視点や注意点、さまざまな売却方法、必要な書類などを詳しく解説しています。車検切れの車を売却する際の疑問がきっと解消できるはずです。


1. 車検切れの車は本当に買取可能なの?


車検切れ

車検が切れた車を売ろうと考えている方の中には、不安を抱える方も多いでしょう。しかし、実際には

車検が切れていても買取が受けられることが多いのです。


車検切れの車の買取について

車検が切れた状態の車でも、買取業者は詳細な査定を行い、車両の状態や市場価値を基に評価します。そのため、車検が切れていることが査定に大きなマイナスとなることは少ないのです。多くの買取業者は整備工場を併設しており、整備を行うことで車検を通過させられるため、車検切れでも気軽に買取を依頼できます。


買取業者の視点

買取業者は、車の包括的な状態を確認し、その価値を評価します。車検が切れている場合でも、以下の要素から買取ができるケースが多いです。

  • 車両の状態: 外装や内装の綺麗さ、走行距離、事故歴などが査定で重要視されます。

  • 整備や修理の可能性: 多くの買取業者は必要な整備を自社で行うことができるため、車検を再取得する作業も自社で行えるため、査定額に大きな影響を及ぼさないことが一般的です。


注意すべきポイント

ただし、車検が切れた車を売却する際にはいくつかの注意事項があります。以下のポイントに気をつけておくことが大切です。

  • 公道走行の禁止: 車検が無効であるため、自走して公道を走行することはできません。店舗まで車を運ぶ際には、他の移動手段を考える必要があります。

  • 査定方法の選択: 出張査定の利用や、仮ナンバーを取得することで車両を運搬する方法が推奨されています。


まとめ的要素を避ける

車検切れの車でも、条件が合えば買取が可能です。大切なのは、買取を希望する車がどれほどの価値を持っているかですので、査定を通じて、自分の車がどのように評価されるか確認してみるとよいでしょう。


2. 車検切れ車の3つの売却方法を徹底解説


車検が期限切れの車を売却する際は、通常の売却プロセスとは異なる特別な手続きが必要となります。公道での運転ができないため、どのようにしてこの車を売るのか、ここでは代表的な3つの売却方法について詳しく説明していきます。


出張買取の有効活用

出張買取は、買取業者が自宅や指定の場所に訪れ、車両を査定しその場で買取を行う便利なサービスです。この方法にはいくつかの利点があります。

  • 手間いらず: 自分の住まいや職場で査定を受けられるため、店舗まで足を運ぶ必要がありません。

  • 査定が無料: 多くの業者では、出張査定に対して料金が発生しないため、経済的な負担を軽減できます。

ただし、査定の前に業者との引き取り費用や条件について必ず確認しておくことが重要です。


仮ナンバーを利用した持ち込み買取

続いて、仮ナンバーを取得して車を直接買取業者に持ち込む方法があります。仮ナンバーは、通常、市区町村役場で手続きをして取得でき、一時的に公道を走行できるようになります。この方法のポイントは以下の通りです。

  • 自走可能: 仮ナンバーを取得することで、自走して買取業者に車を持ち込み、その場で査定を受けることができます。

  • 必要な書類: 車検証や自賠責保険証明書が必要で、また有効な自賠責保険に加入していることも条件です。

ただし、仮ナンバーの有効期限は最大で5日間ですので、早めに手続きを進めることが求められます。


個人間取引での売却

最後に、オークションサイトやSNSを活用した個人間での売買についてご紹介します。この方法には特に魅力的な点があります。

  • 高値での売却の可能性: 直接の交渉が可能なので、業者を介さずに価格交渉が行え、思わぬ高値で売却できるチャンスがあります。

  • 経費が少ない: 仲介手数料などが発生しないため、コストを削減することができます。

しかし、個人間取引にはリスクも伴います。

  • 手続きの煩雑さ: 書類の用意や取引中に発生するトラブルへの対処を自分で行う必要があり、特に経験がない方には慎重さが求められます。

これらの方法を参考にしつつ、自身の状況や車の状態に最適な売却方法を選択することが非常に重要です。車検切れの車でも、正しい手続きを踏むことでスムーズに売却することが可能です。


3. 売却時に必要な書類をチェック!普通車と軽自動車の違


車検切れの車を売却する際には、必要な書類を正確に整えることがとても重要です。普通自動車と軽自動車では求められる書類が異なりますので、事前に確認しておくことが必須です。ここでは、普通車と軽自動車それぞれに必要な書類について詳しく説明します。


普通自動車の場合の必要書類

普通自動車を売却する際の必要書類は以下の通りです:

  • 自動車検査証(車検証)これは車両が基準に合致していることを証明する公式な書類です。

  • 自賠責保険証明書自動車損害賠償責任保険に加入していることを示す書類で、法律で定められた必須のものです。

  • 自動車リサイクル券自動車リサイクル法に基づき、リサイクル料金の納付を証明するための書類です。

  • 自動車納税証明書自動車税を支払った証明となる重要な書類で、未納の際には売却ができなくなります。

  • 実印名義変更手続きに必要不可欠な正式な印鑑で、売却時に必ず求められます。

  • 印鑑登録証明書実印の登録状況を確認するための書類で、発行から3ヶ月以内のものでなければなりません。

  • 譲渡証明書車両の所有権を売主から新しい所有者に移したことを証明するための書類です。

  • 委任状名義変更手続きを買取業者に委託するための書類で、手続きの円滑さに寄与します。


軽自動車の場合の必要書類

軽自動車を売却する際には、以下の書類が必要です:

  • 自動車検査証(車検証)普通自動車と同様に、車両が保安基準をクリアしていることを示す大切な書類です。

  • 自賠責保険証明書軽自動車でも、対人賠償保険への加入を証明するための書類です。

  • 自動車リサイクル券普通自動車と同じく、リサイクル料金の支払いを示す証明書です。

  • 自動車納税証明書軽自動車税の支払証明を示す書類で、これも忘れずに準備が必要です。

  • 印鑑(認印でも可)軽自動車の場合は認印を使用することが許可されており、手続きを少し簡便にしてくれます。

  • 振込口座情報売却代金の振込先としての情報を提供する必要があります。


書類準備のポイント

普通自動車と軽自動車の必要書類を早めに把握しておくことで、売却手続きがスムーズに進みます。特に普通自動車の場合、実印や印鑑登録証明書を揃える必要があるため、事前に準備しておくことが肝要です。一方で、軽自動車は認印が使用可能なため、手続きが若干簡略化されているのが特徴です。

いずれの車種でも、自動車検査証や自賠責保険証明書、リサイクル券は通常、車両内や自宅に保管されているため、比較的容易に手に入ります。また、委任状や譲渡証明書は買取業者が用意してくれることが多く、自分で準備する必要がある書類は実印や印鑑登録証明書(普通自動車の場合)程度であることが一般的です。


4. 車検切れの車を高く売るための3つのポイント


車検が切れた車をより良い価格で売却するためには、いくつかの重要な要素を押さえることが求められます。本記事では、特に注意すべき3つのポイントについて詳しくご紹介します。


1. 早めに売却する

車検の期限が過ぎた車は、時間が経つにつれてその価値がどんどん低下していきます。特にエンジンやバッテリーの劣化が進むと、査定の際に大きな影響を及ぼすことがあります。したがって、車検切れに気付いたら、すぐに行動を起こすことが重要です。

  • 税金に注意: 車検が切れたからと言って、自動車税が免除されるわけではありません。車検がない状態でも税金の支払いは続くため、早めの売却を考えることで無駄なコストを抑えることができます。


2. 車の状態を整える

査定の前に車の状態を整えることも、買取価格に大きな影響を与えます。以下のポイントを意識し、評価を引き上げる努力をしましょう。

  • 車両の洗浄: 外観を清潔に保つことで「大切に使用されてきた」という印象を与えることができます。

  • 内部のお手入れ: 内装の清掃や臭いの対策も欠かせません。ペットやタバコのにおいなどが査定に悪影響を与える可能性があるため、徹底的に掃除を行いましょう。特に、掃除機を使用したり、消臭対策を施すことで、好印象を与えることができます。


3. 複数の買取業者に査定を依頼する

一つの業者だけに査定を依頼するのではなく、複数の買取業者に査定を依頼することが、高額取引のポイントとなります。

  • 競争を生む: 複数の業者に査定を依頼することで、競争が生まれます。この競争によって自然と査定額が上昇するため、高額買取が実現しやすくなります。

  • 車一括査定サービスの活用: 車の一括査定サービスを利用すると、一度の申し込みで簡単に多くの業者に査定依頼ができます。比較もしやすく、効率的に高価買取を狙うための大変便利な方法です。

これらのポイントをしっかりと理解し、車検切れの車を売却する際には、準備を万全に整えて、高額買取を実現しましょう。


5. 車検切れの車の運転は違法!知っておきたい法律違反


車検を受けずに運転している車は、法律上非常に重い違反行為とされています。このような行為は道路運送車両法第108条で「無車検運行」と定義され、重大な罰則が課せられますので、しっかりと理解しておくことが重要です。


無車検運転の罰則内容

  • 違反点数: まず、無車検運転には6点の違反点数が加算されます。

  • 免許停止期間: 免許が最短で30日間停止される場合があり、過去に違反歴があるとさらに長い期間になることがあります。

  • 罰金: 最大で30万円までの罰金が科せられる可能性があります。

  • 懲役: 最悪の場合、最大6か月の懲役刑に処されることもあります。

加えて、車検が切れているということは、自賠責保険も無効になっていることがほとんどで、これにより無保険運転として扱われるリスクも高まります。事故が発生した場合、その影響は計り知れません。


自賠責保険の切れた状態での運転リスク

自賠責保険が切れている状態での運転には、次のような重大なリスクがあります。

  • 事故時の賠償金: 事故が起こった場合、その賠償金は全て自己負担となり、経済的に大きな打撃を受けることになります。

  • 交通事故の補償が受けられない: 任意保険も無効となるため、保険金を受け取ることはできません。

  • 違反点数: さらに、6点の違反が新たに加算される可能性もあります。

  • 刑事責任: 無保険運転は法により禁止されており、その影響は非常に深刻です。


短距離運転でも違反は適用

短距離や短時間の運転であっても、法律は適用されます。「近所にちょっと行くだけ」と考えるかもしれませんが、その運転が見つかれば確実に違反と見なされます。無車検の状態で公道を走行することは厳禁です。


罰則を回避するには

車検が切れた車を扱う場合、出張査定サービスの利用が最も安全な選択肢です。多くの買取業者は自宅まで出向いて査定を行ってくれるため、違法行為を避けることができます。また、買取店へ車を運ぶ際は、積載車などを使うことで適切に移動することが可能です。

このように、車検切れの車を売却する際には、法律を遵守した安全な方法を選ぶことが重要です。適切な手続きと対策を講じることで、スムーズな売却が実現します。


まとめ

車検切れの車を売却する際は、出張査定やオークションサイトの利用など、様々な方法があります。ただし、無車検での運転は法律に違反し、重大な罰則につながるため、絶対に避けるべきです。事前に必要書類を準備し、査定時の車の状態を整えるなど、高額売却に向けての対策も重要です。最後に、複数の買取業者に依頼して競争を生み出すことで、より高値での売却が期待できます。これらのポイントを踏まえて、円滑な車売却を目指しましょう。


カーウェス

よくある質問


車検切れの車は本当に買取可能なの?

車検切れの車でも、車の状態や修理可能性などを買取業者が詳細に査定するため、多くの場合、買取が可能です。ただし公道での運転が禁止されているため、出張査定の利用や仮ナンバーの取得など、適切な方法で車を移動させる必要があります。


車検切れ車の売却方法にはどんなものがあるの?

車検切れの車を売る際は、出張買取サービスの活用や仮ナンバーを使って車を直接店舗に持ち込む方法、個人間取引といった選択肢があります。それぞれに長所と短所があるため、状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。


車検切れ車の売却に必要な書類は何ですか?

普通車の場合は車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券、納税証明書などが必要になりますが、軽自動車の場合は少し簡略化されています。また、実印や印鑑登録証明書も必要となるため、事前に書類の

準備を行うことが重要です。


車検切れの車を高く売るには何に気をつけたらいいの?

車検切れの車を高値で売るには、①早めに売却する、②車の状態を整える、③複数の買取業者に査定を依頼するといったポイントに留意することが重要です。査定額に大きな影響を与えるため、しっかりと対策を講じましょう。

Comments


​新着記事
​カテゴリー
レッカー代.png
bottom of page